
今回は、透明度について紹介したいと思います。透明度はオブジェクトの登場や退場、シーンチェンジなど、動画編集の中でもよく使われる機能です。
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透明度

AviUtlのオブジェクトには透明度という項目があります。動画、画像、図形、テキスト、シーン、それぞれで透明度を扱うことができます。

透明度は0で不透過、100で透過、その間は半透明になります。
透明度の値を動かすことでフェードインやフェードアウトの動きを作ることができます。
フェードイン

テキストオブジェクトを使ってフェードインの動きを作ってみます。

テキストオブジェクトを出したら、1秒のところに中間点を打ちます。
個人的なことになりますが、パラメータを移動させる際はいつも1秒のところで中間点を打つようにしています。そして、動かしたプレビューを見ながら調節します。
1秒という基準を作っておくと「この動きのときは1秒より短く」、「この移動なら1秒より長く」といった感覚が身につきます。
タイムラインの拡大縮小(左上の水色の線)が最大またはその一つ次の段階では、大きな目盛りが10フレームになります。これを覚えておくと10フレーム、20フレームなどきりのいい数字はすぐに見つけることができます。

透明度をクリックし、メニューから直線移動を選択します。

中間点を打ったオブジェクトの前半部分が選択されていることを確認し、透明度を100から0へ移動させます。

タイムラインは100-0-0となります。前半部分は透明度100から0への移動区間、後半部分は0から0の停止区間となります。
こんな感じでテキストがフェードインして登場します。
フェードアウト

続いてフェードアウトの動きを作ってみます。

今度は後半部分を選択し、透明度を0から100へ移動させます。

タイムラインはこんな感じ。前半は透明度0から0の停止区間、後半は0から100への移動区間となり、テキストがフェードアウトする動きになります。
テキストがフェードアウトして退場します。
フェードインアウト

今までのフェードインとフェードアウトを一つのオブジェクトで行ってみます。

中間点を二つ打ちます。
前半は透明度100から0へ、中間は0から0で停止区間、最後の区間は0から100へと移動させます。
これでテキストがフェードインで登場し、しばらく表示された後、フェードアウトで退場する動きの完成です。
フェードインとフェードアウトを合わせたフェードインアウトの動き。
クロスフェード

前の映像と次に来る映像が重なり合ってフェードするのがクロスフェードです。シーンチェンジ等で使われます。
クロスフェードでは二つの考え方ができます。
一つは次に来る映像がフェードインする方法です。

もう一つの方法は、前の映像がフェードアウトするやり方です。
どちらのやり方でも前の映像と次に来る映像が重なるようにフェードさせます。
こんな感じです。

一つのオブジェクトを扱う場合はどちらでも良いのですが、複数オブジェクトを扱う際は注意が必要です。
例えば、次に来る映像が背景やテキストなど複数のオブジェクトで構成されている場合、これらすべてに透明度を設定するのは大変です。
こういうときは一つだけのオブジェクトを上にしてフェードインまたはフェードアウトさせることで効率的に編集することができます。
また、ブラックアウトやホワイトアウト等は黒背景や白背景をフェードさせることでも表現できます。
グループ制御と透明度


グループ制御には透明度を扱う項目がありません。そのため、グループ制御には基本効果の透明度を追加して透明度を扱います。
フレームバッファの透明度

フレームバッファの透明度を使ったフェードインやフェードアウトでは、フレームバッファをクリアにチェックをいれます。
メディアオブジェクトとして出す透明度


オブジェクトの透明度ではなく、メディアオブジェクトとして透明度を利用する方法もあります。
こちらのメリットは透明度が個別のオブジェクトになっているため、元オブジェクトの中間点に縛られること無く長さを調節することができる点です。
フェードエフェクト

オブジェクトにフェードをかける方法です。

こちらはフェードを秒数で管理するため、中間点に左右されずに設定することができます。
インのみ、アウトのみにする場合は値を0にするとフェードしなくなります。

この例では中間点とは関係なく0.5秒でフェードインし、0.5秒でフェードアウトします。
フェードエフェクトをかける方法は手軽ですが、フレーム単位の調整や座標の移動等と合わせるには調節が難しいので、静止したオブジェクトのフェードイン、フェードアウトに向いています。
使用例
テキストアニメーションやシーンチェンジなどフェードイン、フェードアウトはよく使われる演出だと思います。
昔のアニメですが、新世紀エヴァンゲリオンのオープニングでも透明度を活かした演出が見られますね。
いかがだったでしょうか。
中間点を打って透明度を移動させることでフェードイン、フェードアウトの動きを作ることができます。
機会があれば是非試してみてください。
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