AviUtlのメディアオブジェクトとフィルタオブジェクトを使いこなす

2019年3月3日

今回は、メディアオブジェクトとフィルタオブジェクトについて紹介したいと思います。

メディアオブジェクト

テキストです。
このテキストにエフェクトやアニメーション効果を加える場合、直接かけることが多いと思います。

今まで直接かけていたエフェクトやアニメーション効果は、フィルタ効果の追加からひとつのオブジェクトのように出すことができます。

例として透明度を出してみました。

テキストオブジェクトについている透明度と同じパラメータです。
違いはメディアオブジェクトとして独立している点です。

メディアオブジェクトで出す意味

もともとあるパラメータを別で出して意味あるの?と思うかもしれません。

例えば透明度。
座標の移動を設定してしまってからフェードで登場させようと思っても、中間点が邪魔をしてしまいます。
しかし、メディアオブジェクトで透明度を別に用意できれば、そうした問題も解決します。

メディアオブジェクトは、他の効果を追加で付けることができます。

色ずれ、放射ブラー、拡大率など登場の際のエフェクト群をメディアオブジェクトで作ります。
テキストなどのオブジェクトにひとつひとつ同じ効果をかけずとも、エフェクト群をコピペして素材を差し替えるだけで同じエフェクトのシーンを量産できます。

各効果を別々にして重ねることもできます。
このように並べると、中間点を打たずにバラバラのタイミングで効果をかけることができます。

素材と効果を別々にすることで、細かい調整ができるようになりますね。
ちなみに、よく使うのは基本効果の座標や透明度、拡大率などです。

メディアオブジェクトの適用範囲

メディアオブジェクトは、すぐ上のオブジェクトひとつにしかかかりません。
レイヤーの間が空いていても適用されます。

一方で、適用させたいオブジェクトの間に別のオブジェクトがあると、そちらに適用されてしまい、奥のオブジェクトには適用されません。

複数オブジェクトに同時にエフェクトやアニメーション効果をかけたい場合はグループ制御や、後述のフィルタオブジェクトを使うことになります。

メディアオブジェクトは真上のオブジェクトひとつにしか適用されないのが特徴です。
複数オブジェクトの中のひとつに、ちょっとした修正をかけたいときなど便利です。

フィルタオブジェクト

フィルタオブジェクトの追加からぼかしなどのフィルタをフィルタオブジェクトとして出すことができます。

こちらもやはり中間点に制限されずに適用させることができます。

メディアオブジェクトと同じように、フィルタオブジェクトも追加してフィルタをかけることができます。

フィルタオブジェクトの適用範囲

フィルタオブジェクトは、メディアオブジェクトと違いその上にあるオブジェクトすべてに適用されます。

もともとフィルタは動画全体にかかるものですが、フィルタオブジェクトを使うことで部分的に適用させることができるようになります。

過去のシーンや特定のシーンだけ色調をいじってルックスを変えてみるなんてときに重宝します。

いかがだったでしょうか。
メディアオブジェクトとフィルタオブジェクト、是非試してみてください。