編集の幅が広がる重要項目、シーンの使い方

2018年12月12日

今回は、AviUtlのScene機能について紹介します。
Sceneは複雑な編集をするには欠かせない機能で、重要度の高い操作です。

Sceneの使い方

こちらは、通常のRootでの編集です。
オブジェクトがいくつもあり、グループ制御も使っています。

複数のオブジェクトを扱うと透明度や座標の移動、その他画面全体に対するエフェクトをかけることが難しくなります。そこでこの編集をSceneで行います。

拡張編集左上のRootのボタンをクリックすると、Sceneが出てきます。
Scene 1を選択すると、新たにタイムラインが出てくるのでここで編集をします。

Sceneでの編集後、Rootに戻り[メディアオブジェクトの追加]からシーンを選択します。複数のオブジェクトで構成されていたものが一つのオブジェクトになってタイムラインに現れました。

エフェクトをかける

複雑な編集をするようになればなるほど透明度をいじるのが難しくなりますが、Sceneを使うことで容易に透明度をかけることができます。

画面全体の画に対してオブジェクト分割やクリッピングの類をかけるのも難しいです。Sceneは一つのオブジェクトなのでこうした演出も簡単にできます。

他にはこんなことも。

複数オブジェクトで構成されたものでも、Sceneを使うことで一つのオブジェクトとして扱える。ここが最大のポイントですね。

アルファチャンネルをつける

拡張編集左上のSceneボタンを右クリックするとシーンの設定が出てきます。
「アルファチャンネルあり」にチェックを入れると透明度を保持したままRootに呼び出せます。

黒いオブジェクトは見えなくても存在する限りRootに現れるのでご心配なく。

アルファチャンネルありのSceneにRootで背景だけを変化させています。
ちゃんと後ろが透明になっているのがわかりますね。

修正が簡単

Sceneの優れた機能は他にもあります。
Rootに呼び出した後、レイアウトの変更やオブジェクトの長さを変更したいと思ったとき、Sceneを修正すればすぐさまRootに反映されます。

Sceneでのトラブル

オブジェクトの終わりと、Sceneの終わりが一致していないとRootで呼び出したときにオブジェクトが長くなってしまいます。

拡張編集上で右クリック→[範囲設定]→最後のオブジェクト位置を最終フレームとすることで、オブジェクトとSceneの終わりが一致します。

同様に編集の開始位置もタイミングを合わせるためなどの理由がなければ、1フレーム目から始めるほうがいいと思います。

Scene内でカメラ制御とグループ制御を同時に使用するとエラーを起こすことがあります。

他にも細かいことですが、Rootで呼び出す際はまずScene 1が出てきます。
Scene 1でグローやブラーなどの重いエフェクトを使用していると、呼び出した瞬間にフリーズするおそれがあります。Scene 1は軽めの編集をするか空けておくなどの対策が必要です。

Sceneではエフェクトがきかないなんてこともよくあります。

いかがだったでしょうか。
Sceneを使うと複雑な編集が楽になりますし、何よりタイムラインがすっきりします。
是非使ってみてください。

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