![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2020/08/addnoiseflame202008_001.png)
今回は、ノイズを使って炎を作ってみたいと思います。
AviUtl、ノイズで雲を作る
AviUtl、ノイズで冷気と湯気を作る
AviUtl、ノイズで星空を作る
AviUtl、ノイズでモニターのちらつきを作る
目次
シーンでマスクを作る
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_001.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_002.png)
背景にノイズをかけたものですが、このままだと画面いっぱいに炎が広がってしまいます。一工夫してマスクを作ってみましょう。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_017.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_004.png)
Sceneを利用します。
背景や三角形を使って中央が高くなった形を作ります。
ブログの背景と同化してしまうのでグレーに着色していますが、図形の色は白です。
炎を作る
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_005.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_006.png)
先ほどのシーンをRootで呼び出します。
再生速度を0にすると画像のように扱え、オブジェクトを伸ばすことができます。
そこへぼかしをかけます。サイズ固定にチェックです。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_007.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_008.png)
続いて着色するためにグラデーションをかけます。
下をオレンジっぽく、上を赤っぽい色にしました。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_009.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_010.png)
ノイズをかけます。Type2です。
周期Yを小さくすることで、縦に伸びる感じになります。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_011.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_012.png)
更に発光をかけます。
しきい値と拡散速度で明るさを調節します。
オブジェクトをコピペして、透明度やグラデーションの色などでも調整可能です。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_004.gif)
出来上がり。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_013.png)
明るさや彩度を抑えた暗めの画像と一緒に使うと効果的です。
もう一工夫
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_014-2.png)
先ほどの炎はひとつのオブジェクトでできているため、炎が変化する速度が同じになります。
オブジェクトを三分割して、それぞれの速度Yや変化速度に少しだけ差をつけます。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_002.gif)
中央の炎の速度を速くしてみました。動きにメリハリがつきます。
ついでに炎の上部を紫っぽく着色。
応用
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_003.gif)
ノイズをかける図形を長方形にすると、ろうそくの炎のようなものもつくれます。
グラデーションは、上がオレンジ、下を青っぽくするのがコツです。
発光で明るさを調整します。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_001.gif)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/09/noiseflame201909_015.png)
背景にノイズをかけた画面いっぱいに掩う炎です。Type5のノイズを周期XYともに小さな値にして、しきい値を大きく取りました。
コピペして、設定からシードを変えて変化をつけたものと二つの炎を使っています。
あわせて火の粉のようなものを飛ばすと、より雰囲気が出ると思います。
いかかがだったでしょうか。
雲や煙はType1を、炎にはType2やType5と使い分けてみてください。
AviUtl、ノイズで雲を作る
AviUtl、ノイズで冷気と湯気を作る
AviUtl、ノイズで星空を作る
AviUtl、ノイズでモニターのちらつきを作る