AviUtl、ノイズで雲を作る

2019年9月3日

今回は、ノイズを使って雲や煙のようなものを作ってみたいと思います。

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ノイズ

白背景にノイズをかけます。
Type1です。

ノイズのパラメータと雲

ノイズで雲や煙をつくるには、周期XYの値が重要になります。
周期XYは少しの差でも違いが出ます。

トラックバーをスライドするやり方では値が大きく移動するので、調節する際は数値左側の矢印ボタンで細かく刻むといいと思います。

続いて、しきい値の設定です。
しきい値は大きくするほど薄い部分が見えなくなっていきます。

速度XYと変化速度を見てみます。

速度XYは、XY方向へ移動するスピードです。速度X5、速度Y5のようにすると斜め方向に移動します。
変化速度は、その場で留まったまま形を変えます。

雲や煙はそんなに速く動かないので、これらの数値も矢印ボタンで細かく調節します。

形を変えたいときは、パラメータ設定のシード値を変えます。
デフォルトでは0になっていますが、1にして気に入らなかったら2にしてみるなどのように数値を変えて気に入った形になるように設定します。

青空と雲

先ほどの雲を参考にして、青空と合わせてみます。
まずは空を作ります。
背景にグラデーションをかけたものです。

ノイズで作った雲をカメラ制御の対象にします。
カメラ制御には目標中心回転をかけ、垂直回転で傾かせます。

そのままでは見切れた部分ができてしまうので、Z座標をいじって画面に収まるようにします。

奥から手前に雲が流れてくるように見えたら成功です。

一工夫でより雲らしく

なんとなく雲が薄いなと思ったら。

オブジェクトを複製すると濃い雲が作れます。
透明度で濃度を調節します。

白背景の雲だけでなく、少しグレーがかった雲を混ぜるとより本物っぽく見えると思います。グレーの雲はしきい値を少し高めにして部分的にするといいです。

完成。

雲オブジェクトは3つ。速度が違うものも混ぜてみました。
速度XYをいじれば、奥に進む雲や横に流れる雲も作れますね。

切り抜きと空と雲

切り抜きを使って自分で空を作ることもできます。

青空。

茜空。

単体の雲

背景にノイズをかけた雲は、カメラ制御と一緒に使うと枠の切れ目が目立ってしまいます。

そこで、Sceneに円で大まかな雲の形を作ります。
これをマスクのように利用し、ノイズをかけます。

Rootに戻って先ほどのSceneを呼び出します。
あとは同じようにノイズをかけて雲を作ります。雲の形は設定のシードからも変えることができます。

こうしてできた雲は、上下左右にはっきりとした切れ目がないので、カメラ制御を使ってZ軸上に並べることができます。

いかがだったでしょうか。
ノイズを使えば雲や煙のようなものが作れます。
機会があれば、是非試してみてください。

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