今回は、ティムさんのカスタムフレアと93さんのプリセットを紹介します。
ティムさんのカスタムフレアは自分で一からフレアを作成することができます。しかし、フレアの作成はちょっと難しい!そこで、93さん作のプリセットを利用することで自分でフレアを作れない人でも綺麗なフレアを使えるようになるというわけです。
カスタムフレアとカスタムフレアプリセットの導入
まずはティムさんのカスタムフレアを導入します。動画説明欄にあるリンクからティムさんのページに飛ぶのでカスタムフレアをダウンロード、解凍してください。
これらのファイルはscriptフォルダまたはその一つ下に任意のフォルダを作成して格納します。
【AviUtl】 カスタムフレア スクリプト
続いて93さんのカスタムフレアプリセットです。こちらはDLしたファイルを解凍し、先ほど導入したティムさんのカスタムフレアに上書きして使います。
尚、@カスタムフレア.anmは修正版があるので置き換えるか、上書きしてください。
カスタムフレアプリセット-2014版
カスタムフレアプリセットにあるmainFlare.exoとP-Flare.exoはexedit.aufがあるフォルダに入れます。
そうすると、メディアオブジェクトの追加にmainFlareとP-Flareの項目が追加され簡単に呼び出すことができます。
exoファイルは拡張編集に直接ドラッグ&ドロップしても読み込むことができます。
カスタムフレアプリセット
では早速カスタムフレアプリセットを見ていきたいと思います。メディアオブジェクトの追加からmainFlareをクリックするとシーンオブジェクトが出てきます。
拡張編集左上のRootをクリックしてSceneの中からmainFlare.exoを見てみると、93さんが作成してくださったカスタムフレアがずらっと並んでいます。
カスタムフレアを動かす
カスタムフレアを動かすには二つの方法があります。ひとつはメディアオブジェクトの追加から呼び出したシーンオブジェクトを使う方法です。
まず、mainFlare.exoシーン内のLayer 1をクリックしてレイヤーをオフにします。
Rootに戻り円(図形)を出します。mainFlare.exo(シーン)よりも上のレイヤーに置いてください。そこにベース(アンカー)をかけます。
円(図形)はそのままだと見えてしまいます。出力する際には色を黒、合成モード加算にして見えなくなるようにします。
フレアが座標(0,0,0)に位置していればOKです。ただのベースとベース(アンカー)があるので注意して見てください。
mainFlare.exoのシーンオブジェクトを見てます。再生速度を0にして再生位置で目当てのカスタムフレアを選択する感じになります。再生位置はScene内のフレーム番号です。
ベース(アンカー)をかけた円(図形)を動かせば、それに合わせてフレアも移動します。
もうひとつの方法はScene内からオブジェクトをコピーしてRootに持ってくることです。
コピペしたものはLayer 1にあったテキストオブジェクトにベース(アンカー)がかかっているので、そちらの座標を移動させて動かします。
シーンオブジェクトを利用したものとの違いとして、直接オブジェクトをコピペしたものは微妙に光に強弱がついて点滅しています。
ベース(アンカー)の設定
ベース(アンカー)の設定を見ていきます。全体強度は0で消え、値を大きくするほど光り輝きます。
全体サイズは光のサイズを調節できます。
全体強度の移動。
全体サイズの移動。
光源と別の動き
光源は固定してその先のフレアを移動させたい場合です。
新たにアンカーとなる円(図形)を出し、ベース(アンカー)をかけます。
続いて、もともとあったベース(アンカー)の方の中心レイヤに、新しい円(図形)を置いたレイヤー番号を入力します。
コピペしている場合はテキストオブジェクトにベース(アンカー)がかかっています。シーンオブジェクトを利用している場合は円(図形)にベース(アンカー)がかかっているはずです。
新たに出した円(図形)を動かせば、光源はそのままにフレアを動かすことができます。
使用例
大きく動かすというよりかは、のっけてゆっくり動かすといった使い方が多いかもしれませんね。
いかがだったでしょうか。
プリセットの扱いに慣れたら、プリセットの一部をカスタマイズしてみたり、一からカスタムフレアを組んでみたりすると面白いと思います。
ティムさんのカスタムフレア、93さんのプリセット、是非試してみてください。
【AviUtl】 カスタムフレア スクリプト
カスタムフレアプリセット-2014版