今回は、AviUtlのグラデーションについて紹介したいと思います。
グラデーションの基本設定
まずは背景にグラデーションをかけます。
中心XYでグラデーションの位置を調節することができます。
角度ではグラデーションを斜めにすることができます。
幅でグラデーションの幅を調節することができます。
開始色と終了色を設定することでグラデーションを着色することができます。
部分的に透過
画像にグラデーションをかけました。終了色を指定無し(透明)にすると、その部分が透過されます。
色の選択の左下に色指定無しのボタンがあります。
グラデーションの合成モードを加算にしてみるとLight leaksのような使い方もできますね。色付きの部分は強さで透明度を調節することができます。
グラデーションの形状
グラデーションの形状ではデフォルトの線の他に、円、四角形、凸形を選択することができます。
こちらは凸形。
グラデーションはひとつのオブジェクトに重ね掛けをすることができます。
それぞれ別の色にすることもできます。
背景に円形のグラデーションを重ね掛けしたもの。グラデーションの背景素材が作れます。
配色
グラデーションの開始色と終了色の組み合わせでは、青とシアン、紫とマゼンタ、赤とイエローのように近い色を選ぶと良いと思います。
また、ネット上では多くのカラーパレットを見つけることができるので、それらを参考にすると悩まずに配色することができます。
テキストとグラデーション
通常のテキストにグラデーションをかけたもの。テキスト全体に対してグラデーションがかかています。
文字毎に個別オブジェクトにチェックを入れると、ひとつひとつの文字に対してグラデーションがかかります。
その他のグラデーションスクリプト
93さんの4色グラデーションはアンカーを使った円形のグラデーションスクリプトです。
さつきさんの段階グラデーションは選択した2色を段階的にグラデーションさせます。
ティムさんの虹色グラデーションはその名の通り虹色のグラデーションを作り出します。
白水さんの部分グラデーションは開始や終了をクリッピングできます。@hksyに含まれています。
いかがだったでしょうか。
グラデーションの使い方、是非参考にしてみてください。