4色グラデーション(円)の使い方

2019年8月9日

今回は、93さんの4色グラデーション(円)を紹介したいと思います。

導入は93さんのtwitterプロフィール欄のurlから、old_script_etc.zipをダウンロードしてください。4色グラデーションはeffect-Bに含まれています。

93さんのtwitter

4色グラデーション

こちらは、白背景に4色グラデーションをかけたものです。
4色の円にぼかしをかけた感じですね。

[Info]にチェックを入れると、番号や色、合成モードなどの情報が表示されます。

4色グラデーションの設定

4色グラデーションには、アンカーが付いています。アンカーを移動させることでそれぞれの円の配置を変えることができます。

強度は色の濃さです。
色数は最大で4色。
幅で円の大きさを変えられます。
合成モードは、加算やスクリーンなど全部で13種類あります。

パラメータ設定

パラメータ設定を見ていきます。
色1から色4まで各色を変更できます。

強度個別%では、各色の強度を個別に設定できます。
ここでは色4の強度が50%という意味です。
数値は0~100の間で設定します。

幅個別%は各色の円の幅を個別に設定できます。
ここでは、色4の幅が150%になっています。

強度や幅は4色グラデーションの設定で全体を、パラメータ設定で個別の調整をするようになっています。

切り抜きに4色グラデーション

切り抜き画像に4色グラデーションをかけました。

切り抜き画像に直接4色グラデーションをかけると、オブジェクトの座標を動かしてもグラデーションの位置が変わらないという特徴があります。

一方、オブジェクトの座標によってグラデーションを変えたいということもありますよね。

そんなときは、黒背景に4色グラデーションをかけます。
合成モードを加算やスクリーンなど、適当なモードにしてください。

そうすれば、切り抜きオブジェクトの座標によってグラデーションが変わっていくように見えます。

写真に4色グラデーションをかけると、いい感じの光を作り出すことができますね。

アンカーを動かす

今まで見てきたのは、アンカーの位置が固定されていました。
4色グラデーションのアンカーは、座標のリンクをすると図形などを使って動かすことができます。

まず、円(図形)を出しスクリプト制御をかけます。
スクリプト制御の中身は、ax=obj.x ay=obj.yと記述します。

4色グラデーションのパラメータ設定の位置を見てみます。
{色1のx座標、y座標、色2のx座標、y座標・・・}となっています。

動かしたい色の座標にax,ayを代入してあげることで、円(図形)とアンカーの座標がリンクして、円(図形)を動かせばアンカーも動くようになります。

4色全部動かす場合の参考。
ただ、全部動かすなら最初から円にぼかしをかけて、それぞれ動かした方がわかりやすいかなとも思います。

いかがだったでしょうか。
4色グラデーションは光の演出をするときに活躍します。
ちょっと難しいですが、スクリプト制御で座標をリンクして動かせるようになるとlight leaksのような使い方もできると思います。

機会があれば、是非試してみてください。

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