AviUtlでテキストを加工、くれよんスクリプト

2019年8月6日

今回は、UndoFishさんのくれよんスクリプトを紹介したいと思います。

【AVIUTL】俺のAviUtlがこんなにクレヨンなスクリプト【スクリプト配布】

テキストにくれよん

元画像。ここにくれよんをかけてみます。

テキストにくれよんをかけると、輪郭がぼそぼそっとした感じになります。チョークやクレヨンで文字を書いたかのように加工することができます。

くれよんの設定

輪郭のぼそぼそ感は強さで調整します。テキストのサイズにもよりますが、大体1~5の中で調節するといいと思います。強さ10ともなると結構えぐれてボコボコにされてますね。

続いて見るのは、パラメータ設定の[ノイズを透明化]です。チェックを入れると文字の中側のノイズが透けます。

ノイズの透明化にチェックを入れると、ノイズの分散と頻度で変化を出せます。
使ってみると、分散は100まで、頻度は結構大きめにとっても大丈夫といった感じでした。

砂嵐とか、もふもふ感がある気もします。

パラメータ設定の強さ分散と、強さ頻度です。
強さ分散は輪郭のえぐればらけ具合で、頻度はえぐれの数(%)だそうです。

強さ分散20で、強さ頻度を20と低めにするとグランジっぽいかすれになります。
強さ分散20で、強さ頻度を500と高くすると芯だけ残ってあとはボコボコって感じですね。

輪郭を動かす

パラメータ設定の[シード]の欄にobj.frameと入力すると、シードがフレーム毎に変化し、輪郭を動かすことができます。

速度をゆっくりさせたい場合は、時間制御のコマ落ちを利用すると上手くいきます。

時間制御は、拡張編集上で右クリック→[メディアオブジェクトの追加]→[時間制御]から出すことができます。

使用例

グランジっぽいザラザラ感。

砂浜に書いた文字っぽい加工。

チョークボードに書いたチョーク風。手描きフォントを利用すると、それっぽくなります。

黒板消しで文字消し。

いかがだったでしょうか。
画像編集ソフトばりの加工もできるようになりますね。同じテキストでも、くれよんスクリプトをかけると一味違ったテキストが作れます。

機会があれば是非試してみてください。

【AVIUTL】俺のAviUtlがこんなにクレヨンなスクリプト【スクリプト配布】

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