AviUtl、RGBずらしを作るチャンネルミキサー

今回はRGBずらしに役立つティムさんのチャンネルミキサーを紹介したいと思います。チャンネルミキサーは色調調整セットの中に含まれています。

【AviUtl】 色調調整セットver6

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使い方

オブジェクトにチャンネルミキサーをかけます。(SetR)、(SetG)、(表示+SetB)の三つがワンセットになります。赤、緑、青それぞれトラックバーで値を調節することができます。

この場合、パラメータ設定での入力は無効になります。

別の方法として、(表示+SetB)だけをかけ、パラメータ設定で値を入力することもできます。この場合はトラックバーは無効になります。各パラメータの値をトラックバーで動かさないならこちらの方が分かりやすいかと思います。

この先の説明はこちらの(表示+SetB)だけをかけてパラメータ設定をいじっていきます。

RGBずれ(色ずれ)を作る

白文字のテキストにチャンネルミキサーをかけ緑と青を0%、赤を100%にすると、赤一色になります。

もうひとつ、オブジェクトをコピペしてこちらは赤0%、緑と青を100%のシアンにしました。

この二つのオブジェクトを合成モード加算で重ねます。

黒背景に白文字でRGBずれを作るとこんな感じ。

白背景に白文字で合成モード減算にすると、重なった部分が黒くなります。

使用例

グラフィックとしてのRGBずれを表現できるだけでなく、グリッチとして登場やシーンチェンジなどにも応用がききますね。

テキストの登場。

いかがだったでしょうか。
RGBの割合をそれぞれ設定できるので、定番の赤とシアンのずれだけでなくちょっと色味を変えたRGBずれも作れますね。チャンネルミキサー、機会があれば是非試してみてください。