AviUtlで作るハーフトーンとライントーン

2019年3月13日

今回は、ティムさんのハーフトーンとライントーンのスクリプトを紹介します。

【AviUtl】 ライントーン&ハーフトーン スクリプト

ハーフトーン

まずはハーフトーンから。
わかりやすくするため、四角形にグラデーションをかけました。

そこへハーフトーンをかけました。

ハーフトーンの設定

サイズは小さくするほど細かくきれいになりますが、その分負荷が高くなります。
サイズを大きくするのは、水玉模様の背景として使うような場合に向いています。

トーン小とトーン大でトーンの最小最大を調整します。
このふたつのパラメータは、説明するよりも自分でいじってみた方がわかると思います。

ハーフトーンのパラメータ設定

パラメータ設定を見ていきます。
シャドウとハイライトの色を変更できます。

初期設定では、シャドウ色が黒、ハイライト色が白になっています。

背景色非表示にすると、ハイライト色が消えます。

トーン反転にチェックを入れるとシャドウ色とハイライト色が逆になります。

ここまでが主なパラメータです。

ハーフトーンの使用例

青い背景と人物の切り抜きです。
この人物の切り抜きにハーフトーンをかけます。

サイズを5と最小に。
トーン大を155と大きく取ります。

パラメータ設定から、背景色非表示にチェックを入れ白い部分を抜き取ります。

最後にシャドウ色に紫っぽい色を指定して完成です。

ハーフトーンは画像加工のテクニックって感じなので、元画像+ハーフトーンで合成すると面白いです。

オレンジの切り抜き画像をスクリーンにして合成してみます。

こんな感じに仕上がります。

こちらは黒い部分や影の部分だけハーフトーンがかかっている画像です。

もちろん、ハーフトーンは画像だけでなく、動画にもかけることができます。

背景のアクセントなどにも。

ライントーン

人物の切り抜きにライントーンをかけてみます。
扱いはハーフトーンと同じような感じです。

分割数は大きくするほど細かくきれいになりますが、その分負荷も大きくなります。

ラインの細、太で線の最小値と最大値を決めます。

背景色非表示にチェックを入れ、ラインの色を紫っぽくすれば完成です。

いかがだったでしょうか。
ハーフトーンもライントーンも背景色を非表示にして、元画像などと合成する使い方がいいのかなと思います。
機会があれば是非試してみてください。

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