AviUtl、図形の種類を追加する

今回は、AviUtlで扱える図形の種類を追加してみたいと思います。頻繁に使う画像やアイコンなどを図形化することで背景や円と同じように選択して出すことができます。

figureフォルダの作成

図形の種類を追加するにはfigureフォルダが必要です。デフォルトでは存在しないので新規作成します。

図形の作成

追加する図形のサンプルです。ブログ背景と同一化してしまうのでグレーの境界線を引きました。実際には境界線は不要です。

図形を作成するときに注意した点です。

図形のサイズに合わせた領域にします。基本的には正方形で、最大幅を上下か左右に合わせます。

図形は白背景に黒で塗ります。黒い部分が残り、白い部分は透過されます。アルファチャンネルがついていると認識はされますが上手く表示されませんでした。

保存形式はpngファイルです。AviUtlで図形を作成した場合はPNG出力が便利です。

作成したファイルをfigureフォルダに入れてAviUtlを起動すると、図形の種類に追加したものが表示されます。ここに表示されない場合はファイルの拡張子がpngになっているかを確認してください。

便利な図形

何かとぼけがちな円。小さいサイズから大きなサイズまで揃えてみました。

注意点としては、追加した図形はライン幅の項目が使えません。マスクなどを活用してみてください。

また、1500の円をサイズで小さくしたものにエフェクトをかけると正しく適用されなかったり、めちゃくちゃ重くなることがあります。用途に適したサイズを選ぶことで回避できます。うまくいかないときは通常の円を使います。

フリー素材で配布されているアイコンやピクトグラムなどを利用して図形に追加すると、その都度画像オブジェクトとして読み込む手間が省けます。特定の図形を頻繁に使うならAviUtlに追加しておくと便利ですね。

iconmonstr

図形選択で選べる

ハーフトーンの形状やマスクの種類など図形を指定する項目がある場合は、追加した図形を選択することができます。

スクリプトの設定でも図形を選択する項目があれば追加した図形が選べます。

いかがだったでしょうか。
図形の種類を追加する、機会があれば是非試してみてください。