AviUtl、折り畳みスクリプトの使い方

2020年10月13日

今回はてつ(XIAO)さんの折り畳みスクリプトについて紹介したいと思います。
スクリプトの導入はてつ(XIAO)さんのtweetからどうぞ。

オブジェクトに折り畳み

素材オブジェクトに折り畳みをかけます。

メインのパラメータ

メインのパラメータは進行度で、進行度を大きくすることでオブジェクトを折り畳み、小さくすることで展開します。

デフォルトでは縦方向に折り畳みますが、横にチェックを入れることで横方向に折り畳むことができます。

パラメータ設定の分割数で折り目を調整できます。

特に難しい設定はなく、進行度を移動させることで折り畳みと展開をコントロールします。

その他のパラメータ

その他には、影補正で影の濃さを調節し、深さ補正で折り目の深さを調節します。

反転にチェックを入れると山と谷が反転します。

XY中心補正

パラメータ設定にXY中心補正という項目があります。

横にチェックが入っているときには、0で左中心、1で中央中心、2で右中心となります。進行度を動かし、左側を固定して折り畳みをしたい場合は、横にチェックを入れてXY中心補正を0にするといった感じです。

横のチェックを外すと縦方向に動きます。この場合、0で上中心、1で中央中心、2で下中心になります。

同じ0でも横にチェックが入っているかどうかで中心の位置が変わるので、ちょっと注意したいポイントですね。

使用例

写真オブジェクトを展開するような動きのスライドショー。

シーンチェンジとしても使えますね。

いかがだったでしょうか。手動でやろうと思うと難しい折り畳みですが、この折り畳みスクリプトがあるととっても助かりますね。

折り畳みスクリプト、機会があれば是非試してみてください。