![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2021/12/duotone202112_013.png)
今回はティムさんのトライトーンというスクリプトを使って画像や動画を加工するテクニックを紹介したいと思います。トライトーンは色調調整セットの中に含まれています。
【AviUtl】 色調調整セットver6
オブジェクトにトライトーン
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2021/12/duotone202112_004.png)
元画像です。デュオトーンは画像や動画を2色の組み合わせで描画します。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2021/12/duotone202112_005.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2021/12/duotone202112_006.png)
まずは加工したい画像や動画にトライトーンをかけます。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2021/12/duotone202112_007.png)
パラメータ設定から、ミッドトーン色無視にチェックを入れます。あとは色を指定するだけです。シャドウは画像の暗い部分を、ハイライトは明るい部分をそれぞれ指定した色で表してくれます。
シャドウとハイライト
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2021/12/duotone202112_008.png)
シャドウに紫色を指定しました。髪の毛の暗い部分などが紫色になっていますね。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2021/12/duotone202112_009.png)
続けてハイライトをシアン寄りの色にしてみました。背景や肌など明るい部分の色が変わりました。このようにシャドウとハイライトを2色で表現したものがデュオトーンです。
色調調整
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2021/12/duotone202112_010.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2021/12/duotone202112_011.png)
元々の素材が必ずしもデュオトーンに適したものとは限りません。そのようなときはトライトーンより上に色調調整をかけて、明るさやコントラストを調整してみてください。
全体的にのっぺりしてるなぁと感じればコントラストを上げ、ギラギラしすぎてるなぁと感じればコントラストを下げるといった具合です。
2色の組み合わせ
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2021/12/duotone202112_012.png)
あとは色の組み合わせですね。ウェブ上で検索すれば綺麗なカラーパレットやグラデーションが見つかると思います。
無難な組み合わせだと、シャドウを暗めの青や紫系統の色にしてハイライトを好みにするといいかもしれません。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2021/12/duotone202112_001.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2021/12/duotone202112_002.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2021/12/duotone202112_003.png)
サンプル。
使用例
こんな感じ。
いかがだったでしょうか。デュオトーンで加工した画像や動画はかなりインパクトが強い絵面になります。短いカットの連続でも画面にメリハリがつきますが、個人的には間に白系を挟むともっといいかなと思います。デュオトーン、機会があれば是非試してみてください。