
今回は、amateさんのAviUtlメモリ使用量を減らすプラグイン、InputPipePluginを紹介したいと思います。
メモリ不足
メモリ不足によるエラーは、AviUtlで動画編集をしていたら一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。編集中だったり、エンコード中だったり隙あらばエラーを狙ってきます。
そんなメモリ不足によるエラー回避のためのプラグインがInputPipePluginです。
L-SMASH Worksというmp4ファイルを読み込むためのプラグインが導入されている場合に、L-SMASH Worksを別プロセスで実行させることでAviUtl本体のメモリ使用量を減らしてくれます。
L-SMASH Worksが導入されていない環境では効果はないと思われます。
InputPipePluginのダウンロード

まずは、amateさんの動画ページからInputPipePluginのダウンロードページへ。
【第五回ひじき祭】 AviUtlのメモリ使用量を減らすプラグインを作った 【動画制作支援ツール】

最新のInputPipePluginをダウンロードしてください。
InputPipePluginの導入

ダウンロードしたファイルを解凍すると、4つのファイルが出てきます。
そのうちのInputPipeMain.exeとInputPipePlugin.auiが必要になります。

L-SMASH Worksの導入時に入れたlwinput.auiファイルと同じフォルダ内にInputPipeMain.exeとInputPipePlugin.auiの2ファイルをコピーします。
これで導入が完了です。
AviUtl側での設定

導入後、AviUtlを起動して、入力プラグインの優先度の設定から、InputPipePluginをL-SMASH Worksより上に移動させてください。
動作が不安定になった時の対処

amateさんの動画ページにある、動作が不安定になった時の対処法がいくつか書かれていました。
まずは、拡張編集の環境設定にある動画ファイルのハンドル数をデフォルトの8から16くらいへ大きくしてみる。

InputPipePluginの設定から、プロセス間通信を有効にするのチェックを外す。

InputPipePluginをWave File Readerよりも上に移動させる。
InputPipePluginを入れてAviUtlの反応がおかしいなと思ったら、これらのことを試してみてください。
いかがだったでしょうか。
頻繁にメモリ不足のエラーがでるのであれば、InputPipePluginを是非導入してみてください。
