![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2020/08/addgraphicpen20200_001.png)
今回は、ティムさんのグラフィックペンを紹介したいと思います。
グラフィックペンはティムさんのフィルターセットスクリプトの中のひとつです。
【AviUtl】フィルターセット スクリプト
画像にグラフィックペン
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_001.png)
元画像です。
こちらにグラフィックペンをかけてみます。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_002.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_007.png)
カラーだった写真が白黒になり、ペンでシャシャっと描いたような線が現れます。
グラフィックペンの設定
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_004.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_005.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_022.png)
線長で線の長さを調節します。
線長200だと勢いのある線のような感じになりますね。
反対に、最小の線長2とするとザラザラっとした質感の画になります。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_011.png)
続いて、白線量と黒線量を見ていきます。
こちらは白黒線量どちらも0の状態です。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_012.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_013.png)
白線量を上げると先ほどの画像に白の線が加えられます。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_014.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_015.png)
黒線量を上げると黒い線が加えられます。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_005.gif)
白線量をどんどん上げていくと、光に包まれて消えていくような演出にも使えそうですね。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_003.gif)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_009.png)
しきい値は、右下の[しきい値を自動計算]のチェックを外すと、手動で数値をいじることができます。
パラメータ設定
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_016.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_017.png)
パラメータ設定を見ていきます。
まずは向きです。向きは0~3の値を入力すると線の向きを変えられます。
0と2が斜め方向で、1が縦方向、3が横方向となっています。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_018.png)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_019.png)
シャドウとハイライトの色設定です。
シャドウとハイライトの色を逆にすると反転の効果があります。
線を動かす
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_004.gif)
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_023.png)
パラメータ設定のシード固定のチェックを外すと、線を動かすことができます。
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_020.png)
別の方法として、シードの欄にobj.frameと入力してもフレーム毎に線が動きます。
くれよんスクリプトの時に覚えたやつです。
もっとゆっくり線を動かしたいときは、時間制御のコマ落ちを使うときれいに動かせます。
使用例
![](https://seguimiii.com/wp-content/uploads/2019/08/filterset201908_001.gif)
グラフィックペンを適用したオブジェクトは白黒になるので、合成モードをスクリーンやオーバーレイなどにしてカラーの画像と合わせました。
いかがだったでしょうか。
ティムさんのフィルターセットスクリプトには、他のフィルタ効果もあるのでそちらも試してみてください。
【AviUtl】フィルターセット スクリプト