AviUtl、フリー素材で質感アップ

2019年12月3日

今回は、通常の編集にちょっと足すだけでクオリティアップが図れるフリー素材について紹介したいと思います。

質感アップのテクスチャ

元画像です。

フリーの光素材です。これを元画像と合わせると・・・

簡単に質感アップの画ができます。合成モードはスクリーン。

もう一例。元画像です。

紙のフリー素材です。これを元画像と合わせると・・・

クリーンな元画像とは一味違った落ち着いた雰囲気の一枚になり、更に紙素材の質感も一緒についてきます。合成モードは加算です。

光の素材も加えてみましょう。

あっという間に出来上がり。

使用前の確認事項

このフリー素材ですが、使用前にちょっと確認。
フリー素材の中にはクレジット表記をしてくださいというものもあります。

各素材のダウンロードページには多くがLicense(ライセンス)について書いてあるので、リンクやクレジットの表記が求められているのか、または不要なのか確認してから使用するように気を付けてくださいね。

特に英語のサイトだとLicenseページを見つけられなかったり、どんなことが書かれているのかよくわからなかったりしますよね。google翻訳などを利用するといいかもしれません。

どこで手に入れるの

膨大な情報を扱っているのがPHOTOSHOPVIPさんです。
無料デザイン素材からテクスチャで検索すると、有用なものがたくさん出てきます。

海外のフリー素材を扱うサイトを直接お気に入りにしておくのもいいですね。
そのままダウンロードできるサイト、無料の会員登録が必要なサイト、メールアドレスを入力してダウンロードリンクを送ってもらうサイトなど入手方法は各サイトによって異なります。

いくつものサイトでメールアドレスを登録すると、ニュースメールみたいのがたくさん来てしまうので、捨てアカ用のメールアドレスを利用するなどで対応しています。(コソッ

テクスチャの検索は、やはり英語検索の方がいいなと思うものがたくさん引っ掛かります。
textureとあわせて紙ではなくpaper、汚れではなくgrunge、光漏れではなくlight leaksなどで検索してみてください。

動画素材もある

今やハイクオリティなフリーの動画素材まであります。

インクのような液体の素材動画と画像をあわせると・・・

こんな感じの動画が作れちゃいます。

やはり海外サイトの方が素材は豊富です。

動画で活かす

静止画MADなどで見られるテクスチャ素材の活かし方は、元画像などにテクスチャを重ねて質感を表現することが多いと思います。

ちょっと格好いい系の背景シーンの出来上がり。

メリット・デメリット

フリー素材を利用するメリット

・質感、クオリティアップ
・手間がかからない
・誰でも使えて無料

フリー素材を利用することによるデメリット

・フリー素材頼りになる→それがないと動画が作れなくなってしまう
・他の人と素材が被ることがある→あ、これよく見るね

基本的には折角あるフリー素材を利用しない手はないと思います。ただ、フリー動画素材に頼りすぎることは技術向上の妨げになる可能性もあります。

いいなと思う素材は他の人も同じように考えているかもしれないので、そのままポンと置くのではなく一見してそれとわからないように工夫することが必要になりますね。

いかがだったでしょうか。
どこまで素材を使うかは難しい判断ですが、とりあえず良素材はストックしつつ出来そうなものはAviUtlに入れて研究ですね。やっぱり一番は自分で作れるということですから。

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