今回は、迅七さんのテキストの一部分にだけアニメーション効果等エフェクトを加える文字指定エフェクト適用というスクリプトを紹介します。
文字指定エフェクト適用
文字毎に個別オブジェクト
まずは下準備として、文字毎に個別オブジェクトにチェックを入れます。それから文字指定エフェクト適用をかけます。
文字指定エフェクト適用より下にアニメーション効果
例として単色化をかけました。部分適用させたいエフェクトは文字指定エフェクト適用より下にかけてください。
開始文字1と終了文字1でワンセットです。それが1~4まであります。ここでは6番目の文字から8番目の文字に単色化を適用させます。
同時に変えられるのは4つまで
パラメータ設定には開始文字4、終了文字4まで設定項目があります。これ以上の箇所には適用できません。重ね掛けもできませんでした。
使用の際のコツと応用
座標や透明度などはテキストオブジェクトではなく基本効果からかけます。
オブジェクトに直接かけず、メディアオブジェクトとしてそれぞれ個別に出すこともできます。これなら互いの中間点を気にせずパラメータを移動させることができます。
上手くいかないときは必ずしもひとつのオブジェクトでやる必要はありません。動かしたいところ、変えたいところだけ別のオブジェクトにすれば上手くいくこともあります。
透明度とあわせて使えば虫食いが簡単に作れます。しかも、文字の位置もズレたりしないのでとても便利です。
スクリプトの中には文字毎に個別オブジェクトと相性の悪いものがあります。この場合は残念ながらお手上げです。他の方法を考えましょう。
使用例
単色化とrikkyさんのdithering。
カメラ制御とrikkyさんのパララックス。
93さんのDelay個別とイージングの39番。ポイントは文字指定エフェクト適用より上にDelay個別をかけて、テキストオブジェクトのYを移動。
会話や説明などにも活用できますね。
いかがだったでしょうか。
迅七さんの文字指定エフェクト適用、機会があれば是非試してみてください。