スライム倒して300年MADメイキング

2020年7月26日

前回、ずいぶん前のこの美MADの思い出しメイキングを書きましたが、今回は『依羅グルーヴ事変』のイベント用に作ったスライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってましたMAD(長い)のメイキングを書いていきたいと思います。

もう2,3年はMAD作っていなかったんですね。手描きのエフェクトも久しぶりでした。
ぴっぴしイベントに誘ってくれてありがとう!!

テーマ

今回使用した曲の『Aile to Yell』にちなんで、キーワードを「翼」に、テーマを「それぞれの困難や悩みを応援する主人公アズサ」にしました。(画像はレッドドラゴンのライカ)

主人公のアズサは一言でいうと無敵。でも、単純に力があるからといって自分勝手に介入したりはせず、相手にとって何が一番いいことなのかを考えたうえでみんなの助けになろうとします。

相手が羽ばたくその一歩を後押しする存在。それが今回のテーマであり、タイトルであり、曲名である「Aile to Yell」というわけです。Aileはフランス語で翼という意味だそうです。

イントロ

一番最初の画面と一番最後の画面。

一番最初の画面のコマは原作に「これが私のリアルか…」というセリフが書かれています。そのセリフとその時のシーンを一番最後にもってきて、動画の最初と最後が繋がるようになっています。

レイアウト的には後ろというのは過去を暗示するときに使いますが、素材的に後方が見切れていたので後ろを見せることができず、やむなく光に包まれて消えてもらいました。

最後のシーンでは正面を向いたアズサの切り抜きを利用して、こんなことがあったよねと回想する形で締めることができました。

パターン化で効率アップ

この部分では二つの要素について解説します。

まず、テキストの部分について。青、シアン、白、赤、黄を使って1フレーム毎に変化させると、あたかも色ずれが起こっているように見えます。これすき。

グリッチのように極短い間隔で画面が切り替わる部分。
構成要素は以下のようになっています。

1.キャラクター
2.キャラクター名
3.キャラクターの種族
4.ナンバリング
5.×オブジェクト

×オブジェクトはそれぞれの悩みを表していて最後に心臓の部分にレイアウトしています。誰もが抱える心の裡ということで白黒反転になっています。

Sceneで動きのパターンをひとつ作ったら、キャラやテキストなどを変えるだけで使いまわせます。シーンや素材に応じて座標の微調整はしたものの、スライム倒して300年MADではこのパターンを各キャラクター分で8回も使っていました。

お決まりのパターンを作って使いまわすというのは、動画編集での作業効率アップが見込めるんじゃないでしょうか。

各キャラクターの背景

転生前のアズサの魂は4枚ループになっています。ハーフトーン素材を上のオブジェクトでクリッピングしています。漫画とハーフトーンはとても相性がいいですよね。

テキストを使った紹介はこの二人だけ。ライカ(上)とフラットルテ(下)。
そんなつもりはなかったけど、どこかこの二人をメインにしようと思っていたのかも。

ライカは頑張り屋さんなので、「頑張り過ぎないで」と心配するアズサ。
フラットルテは古い習俗に囚われていたので、「命令します」「自分で考えて行動しなさい、自由!」と解放します。

スライムの双子、ファルファとシャルシャ(画像)。
復讐のためだけに生きてきた、そんなのは悲しい生き方だと。「私はあなたの生みの親なんでしょ」「放っておけないじゃない」

復讐に燃えるシャルシャの瞳は炎に包まれ…。後述しますが、青を反転させています。

幽霊のロザリー。地縛霊になってからグレました。
まだ消えたくないとの想いから、「死んでから幸せになったって罰当たらないよ」と連れていくことになります。キャラの性格的に一番すきかも。

振り返りながら、これらアズサのセリフをテキストで出せばよかったなぁ。あまりにもテキスト使わな過ぎて、使い方ないなったわ。

カメラ制御

今まで以上にカメラ制御を使っています。ひとえに、ティムさんの位置補正というカメラ効果のおかげで、以前より滑らかにカメラの移動ができるようになっています。

たとえば、X移動しつつ、同時に早くもZ移動が始まっているというような動きは、従来のように中間点を打っていてはできませんでした。

位置補正を使うと、それぞれ独立した動きで設定できるので、動きの途中から別の動きを加えることが可能になります。

動きを繋げる

こちらは動きを繋げるテクニックですね。マンドラゴラ錠が落下する動きを引き継いで、次のシーンの画面もY移動しています。

手描きアニメーション

今回も全体の半分くらいには手描きの要素があったかなと思います。

手描きのエフェクトやアニメーションは、ひたすらアニメをお手本にすることです。コマ送りにして、何枚で書いているのかな、どんなフォルムにしているのかな、タイミングはどうなっているのかな…と研究します。

リトルウィッチアカデミアなど魔法が出てくるアニメにはエフェクトが多く描かれていると思います。私もよく参考にしています。

カラー

今回使用したメインの色は一色、青い色です。赤い方は青い色を反転させたときの色になっています。

補色はコントラストが高く、二つのものを比べるときに効果的です。メインは青で、要所要所で反転を使っています。

先述のシャルシャの復讐の炎も負のエネルギーとして反転したものを使っています。

上の画像は、気持ちに矛盾を抱える魔女、エノ。
そんな彼女が建前を捨て、本音を吐き出すシーンとなっています。反転を使うのにぴったりな場面だと思いました。

振り返ると、大事な要素がだだ漏れですね。必要な要素が過不足なく揃っているのが理想ですが、今回はちょっとテキストによる補足が少なすぎました。

それでも、久しぶりのMADを楽しく作れてよかったです。

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました / ガンガンONLINE
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました / 小説家になろう
【IDOLY PRIDE】Aile to Yell / TRINITYAiLE 作詞・作曲・編曲:kz(livetune)

最後に、有料記事になりますがnoteの宣伝。
AviUtlユーザー向けにaupを配布している記事です。興味がある方は是非、よろしくお願いします。

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