初心者向け、動画編集のコツ #03

2019年11月17日

今回は、初心者向けの動画編集のコツ、3回目です。主にテキストについて紹介したいと思います。

#01 押さえておきたい編集の基本
#02 色で変わる動画の印象
#03 テキストの工夫

テキストオブジェクト

動画編集で欠かせない要素のひとつが文字、テキストです。
表示される文字はフォントによって印象が違ってきます。

フォントはパソコンにインストールされているものしか表示できないので、多くの動画編集者は自分でお気に入りのフォントを探してインストールしていると思います。

大文字のAの先が尖っているのか、平らなのか。小文字のaの縦線が曲がっているのか、まっすぐなのか。

各フォントにはさまざまな特徴があります。まずは繰り返し使いたくなるかを基準にして普段使いのフォントを選び、そのうえでアクセントになるちょっと変わったフォントを選ぶといいと思います。
変わったフォントばかりを選ぶと使いどころが難しくなります。

フリーのフォントがダウンロードできるサイトをひとつ紹介します。
https://www.fontsquirrel.com/

サイズによる違い

サイズ200と大きなテキスト。
強い主張や強調として使われます。また、視認性が優れているので表示時間が短くても読み取れる場合が多いです。

こちらはサイズ40の小さなテキストです。
小さな文字は、文字数が多い文章などに使われることが多いです。大きめのテキストの補足的な情報としても使われます。
大きなテキストより視認性が落ちるので、表示時間が短いと読み取れません。

ウエイトによる違い

ウエイトは文字の太さ細さの違いです。
こちらはExtraBoldという極太のテキストで、力強く大きなサイズのテキストと同じ特徴を持ちます。
とても目立つので、タイトルや強い主張に向いています。

こちらはThinという極細のテキストで、小さなサイズのテキストと同じ特徴を持ちます。
繊細でエレガントなイメージにぴったりです。

組み合わせ

動画編集では、フォント、サイズ、ウエイトを組み合わせてテキストオブジェクトを使います。
その際、それぞれの特徴を活かした組み合わせをしましょう。

インパクトのある極太のウエイトの文字を小さなサイズで表示させたり、繊細で細い文字を大きなサイズで表示させるといったあべこべな状態は、できるだけ避けた方がいいと思います。

見せ方の工夫

小さなサイズのテキストです。
この文字を見ている人に読んでもらうにはどうしたらいいのか。

画面中央に配置し、このテキストオブジェクトのみにしてみます。
動画編集のコツ#01
でも紹介しましたが、中央のレイアウトは視認性に優れ安定感があります。オブジェクトもひとつだけで、画面の中で最優先順位となります。

画面の中にこのテキストしかなければ、視線は自ずとテキストに向かうはずです。

また、文章を読み取れるだけの時間を取ったり、字間を広げる動きをつけたりするのも、小さな文字を読ませる工夫になります。

漢字とひらがなが混在するテキストオブジェクトです。
通常ですと、漢字もひらがなも同じサイズで表示されます。

そこで一工夫。
漢字とひらがなが一緒に使われている場合、ひらがなのサイズを少し小さくすることでバランスが取れ見やすいテキストになります。

方法は、ひらがなを<s><s>で囲むこと。
最初の<s>にサイズの数値を入力して<s120>とすると、ひらがなだけがサイズ120になります。
漢字はテキストオブジェクトのサイズで130になります。

こちらは通常のテキストオブジェクトですが、文字と文字の間が少し詰まっていますね。
字間をいじって広げてみます。

適切な字間の設定は、文字をより見やすくしてくれます。
字間は広げすぎると逆に見にくくなることもあるので、広げすぎには注意です。

いかがだったでしょうか。
動画の中のテキストは、見やすく読み取れることを第一に考えます。

今までなんとなくで使っていたテキストも、特徴や意味を覚えて使うと、例え結果が同じでも動画編集のスキルは一段アップしていると言えると思います。

#01 押さえておきたい編集の基本
#02 色で変わる動画の印象
#03 テキストの工夫