
AviUtlはスクリプトやプラグインを追加することで、その機能を拡張することができます。現在では、少し複雑な編集をするにはスクリプトの追加が前提となっているので、スクリプトの追加方法は覚えておきたいところです。
アニメーション効果

図形やテキストにさまざまな効果を加えるには、設定ダイアログ上で右クリック→[フィルタ効果の追加]へと進みます。

その中に、アニメーション効果とういものがあります。このアニメーション効果こそが、これから追加するスクリプトをかける項目です。

オブジェクトにアニメーション効果をかけると、左下に[震える]という窓がでます。

展開すると、デフォルトでオブジェクトにかけることができる効果がずらっと並んでいるのがわかりますね。
scriptフォルダの作成

先程見たアニメーション効果の中にスクリプトを追加するために、scriptフォルダを新規作成します。ここでのポイントは、「script」の綴りです。「scritp」のように誤字ってしまうと、スクリプトを追加できないので要注意です。
スクリプトの追加方法

外部からダウンロードしてきた.anmファイルのようなスクリプトは、作成したscriptフォルダの中にさらに任意の名前のフォルダを新規作成し、そこへ格納します。
AviUtl > script > ティム(作者) > 風揺れT.anm
AviUtl > script > よく使うスクリプト > 風揺れT.anm
といった感じです。任意の名前には、スクリプト作者さんの名前だったり、自分でわかりやすい名前にするといいですね。

scriptフォルダを作成すると、今までなかった[震える]の右側に小さな窓が追加されます。

その中から追加したスクリプトを選択して、アニメーション効果として使っていくといった流れになります。
※スクリプトを追加する際にAviUtlを起動していた場合は、一度閉じてAviUtlを再起動することで反映されるようになります。
※スクリプトによっては、他に必要なファイルがあったりするので、readmeや説明がある場合は一度目を通しておくといいと思います。
イージング(トラックバー版)
これだけは最初に入れておいた方がいいというスクリプトがあります。それはUndoFishさんのイージング(トラックバー版)スクリプトです。
イージングはオブジェクトやパラメータの移動において緩急をつけてくれます。これがあるのとないのでは、動画編集に大きな違いが出るので、是非入れておきたいスクリプトです。
おすすめスクリプト作者さん
さつきさん スクリプト一式、ニコニコ大百科ページ
ティムさん ティムの部屋スクリプト置き場
rikkyさん アマゾンっぽい
さつきさんは複数のスクリプトをまとめたスクリプト一式を配布してくれています。ニコニコ大百科のページに効果の詳細が記載されています。
ティムさんはニコニコ動画でスクリプトの紹介動画もしてくれています。ティムの部屋スクリプト置き場に一覧があります。
rikkyさんはアマゾンっぽいというサイトで、ご自身や他のスクリプト作者さんのスクリプトを紹介してくれています。見た目は某ネット通販サイトのようですが、無料でダウンロードできます。
いかがだったでしょうか。
AviUtlはスクリプトを追加することでできることが格段に増えます。ニコニコ動画やスクリプト作者さんのホームページ、Twitterなどでスクリプトを配布していることが多いので、是非チェックしてみてください。
FLAPPERの「AviUtl&テクニック」というカテゴリでは、さまざまなスクリプトの使い方などを紹介しているのでよかったら覗いてみてください。
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スクリプトの追加
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